香港・中国株下落、ＳＷＦの李寧株処分を嫌気－18年と似た状況

香港と中国本土の株式相場は９日、いずれも下落した。世界最大の政府系ファンド（ＳＷＦ）が中国のスポーツウエアメーカー、李寧の株式を手放したことが嫌気され、原油高とインフレ加速を巡る懸念も響いた。

香港と中国本土の株式相場は９日、いずれも下落した。世界最大の政府系ファンド（ＳＷＦ）が中国のスポーツウエアメーカー、李寧の株式を手放したことが嫌気され、原油高とインフレ加速を巡る懸念も響いた。　　香港のハンセン指数は前日比0.7％安で終了。本土株の指標ＣＳＩ300指数は0.9％下げた。両指数ともに一時３％を超える値下がりとなった。ＣＳＩ300指数は６営業日続落で、2020年３月以来の長期… [+1093 chars]