蛍光分子への橋かけ構造の導入により1分子で孤立して高効率発光する固体材料を開発 結晶構造の多様性向上で新たな有機系デバイス実現に貢献 - 東京工業大学


7/28/2022 12:00:00 AM2 years 9 months ago

要点 剛直な有機π電子系の蛍光色素分子にやわらかな橋かけ構造を導入することで、結晶中で色素が周囲の分子の影響を受けず、1分子で強く発光する材料を創製 結晶中での分子の密な充填と分子間の電子的な相互作用の阻害を同時に達成 有機π電子系分子の結晶構造の多様性を拡大し、有機エレクトロニクスの開発に貢献 概要東京工業大学 物質理工学院 応用化学系の下村祥通大学院生および小西玄...

[1] R. Iwai, S. Suzuki, S. Sasaki, A. S. Siri, K. Igawa, T. Suenobu, K. Morokuma, G. Konishi, Angew. Chem. Int. Ed. 2020, 59, 10566. [DOI: 10.1002/anie.202000943]

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